2013年10月24日

銀山学園の暴行事件について

 久しぶりにブログを書いていますが、銀山学園でも職員による暴行事件がありまして、これが北海道新聞に掲載され、テレビにも報道されるという、私達家族にとっては大変ショッキングな事になっておりまして、この行為が「虐待」に当たるかどうかを含めて、現在後志振興局での調査結果待ちとなっております。

 私達家族は、銀山学園および法人傘下の各施設では、このようなことは決してないであろうと思っていましたし、事実、利用者さんの人権とその尊厳を重んじる職員の取り組みや姿勢は、他に誇りうるのではないかと思っていましたから、これらの報道を受けてショックを感じている家族の皆さんも多いのではないでしょうか?

 私個人としては、このような報道があったとしても、その事実関係をよく聞いてみますと必ずしも「虐待」とは思えません。ふつう、『虐待」といえば、殴るケルとか、利用者さんの人格を否定するような行為を連続的継続的に行っていることではありませんか?

 本件の場合、お風呂場から裸のまま出ていこうとした利用者さんを止めようとした職員に対して、利用者さんが殴ってきたので反射的に手を出してしまったのが真相です。このような反射的な行為がすべて「虐待』に当たるのかどうかは、甚だ疑問なのです。
 親の立場も、子ども(利用者さん)の障害の状態によって色々なので、短絡したことは言えないのが前提なのですが、親でもどうしようもない、ついつい反射的にてをだしてしまうこともたくさんあるのです。「愛情のある行為」「可愛さあっての行為」とは言いませんが、共同生活をし支援をしている中での親でもありうる小事件だと思うのです。

 決して暴行した職員を擁護するわけではありません。むしろ、もうちょっと我慢できなかったのかな〜とその職員の短慮に忠告したいと思っているわけですが、問題はこのような報道のされ方です。

 まだ、「虐待』かどうかの結論も報告もないのに「虐待」の2文字を使って報道されては、どんな些細な事でも、いかにも大問題になってしまうのではありませんか?
 報道機関の「事実』に基づく報道が、いわゆる「配慮のない報道」になっていないだろうかということです?
 その報道によって、ある障害者のグループは「施設」=「虐待」=「施設解体」という図式がいかにも「正論」であるかのように、宣伝をしたり抗議をしたりしていますが、私から言わせればもっとよく実態を調べたり、振興局の調査結果を待ったり、家族などからも意見を聞いたりした上で行動して欲しかったな〜と思っています。
 それもせずにすぐ行動に移してしまうのは、単に感情のみで行動してしまったり、あるいは、教条的に「施設解体論』に取り憑かれてしまったにかな〜などと思ってしまうのです。

 私がこの小論を書いたのはただ1点、「虐待防止法」には、良い面ももちろんありますが、最大の弱点が本件にあるような「虐待通報義務」のあり方です。この制度を更に続けていけば、利用者のためには全くなりません。なぜなら、職員が思い切って利用者の支援に取り組めなくなるからです。

 一つ一つ場面場面で「これは『虐待」に当たるから手を出さないでおこう』とか、考えてしまって、手も足も出なくなり、利用者が放置される場面が多くなりそうな気がします。
 支援職員がだるまになってしまってはことも子もありません。
 しかも、安い賃金で、思いっきり働かされて、おまけにちょっとした事で「あいつは悪い職員だ」「あそこの施設は虐待通報があったから悪い施設だ」などとレッテル張りをされてしまいますと、施設に職員は集まらなくなり、施設は、少ない職員で支援したり、あるいは配置基準を満たすためになりふり構わず「支援意欲』のない人を採用してしまったりすることにつながります。

 これこそ、施設解体ではない施設破壊を「虐待防止法」が助長する気がしているのです。
 これこそ、利用者にとって大きな危機ではないでしょうか?


posted by はるあき at 23:42 | 北海道 ☔ | Comment(1) | TrackBack(0) | 銀山学園 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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